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川端建築計画
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蔵座敷の家 年月を経て劣化した蔵座敷。建て替えたいが、どこに聞いても壊すしかないと言われると相談を受けました。調べてみたところ、築２００年だったのですが、１５０年前の増築で使われた一部の構造材はその時点ですでに古材であり、２００年以上建物を支え続けてきたものでした。 座敷の木部や棟木などは立派なもので、洗いにかければ使用に耐えうるどころか、現在ではなかなか手に入らないほどのものです。 考えた末、建物の内部に新たに中心から全体を支えるコアを組み込むことで、耐震補強の問題をクリアし、住宅にリフォームしました。永く受け継がれてきた建物に、現代の設計・構造上の知恵と工夫と、職人の技を結集して、さらに１００年の命を吹き込むことができました。 
     Photo
by 辻村 耕司
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